どこからともなく家の中に進入し、異臭を放つカメムシ。
一度はあの匂いを嗅いで不快な思いをした経験があるのではないでしょうか?
カメムシが出る季節でも安心して生活できるように、カメムシの対策方法をご紹介します。
カメムシを家に入れないための対策
カメムシは1〜2ミリ程度の小さな隙間があれば、家の中に侵入できると言われています。
窓を開けっ放しにしないよう心がけ、進入経路として考えられる隙間は、可能な限り塞いでしまいましょう。
換気扇もカメムシの進入経路となりますので、必ずフィルターを被せて中に入れないようにしましょう。
また、カメムシはミントの香りを嫌う習性がありますので、庭にミントを植えたり、家の中にミントの植木鉢を置くと効果が期待できます。
虫除け効果のあるアロマを焚くのも良いでしょう。
市販されている虫除けの芳香剤を設置することも、もちろん効果があります。
実家ではカメムシ対策として、庭先にスペアミントを植えています。
効果がありますよ!
そしてカメムシと言えば、洗濯物に引っ付いている場合も多いので、洗濯物を取り込む時は注意が必要です。
過去にTシャツの中に入り込んでいたカメムシに気付かず、そのままタンスにTシャツをしまい、大惨事になった経験があります…
洗濯物を取り込む時はよく見ましょう。
洗濯物専用の忌避剤も売られていますので、洗濯物に近づけない対策も可能です。
また、ドアやドア周りにとまっている場合もありますので、ドアの開け閉め時も注意が必要です。
想像だけでも地獄すぎる…
他には、家の壁・サッシなど、カメムシがよくとまる場所に、カメムシ用の殺虫剤を噴射しておくことで、カメムシを寄せ付けない効果が期待できます。
最後に、カメムシは温かいところを好むので、寒い時期に部屋を暖めすぎるとカメムシを寄せ付ける原因になります。
また、カメムシは夜行性で、夜は光に集まってくる習性がありますので、夜間電気を付けたまま窓を開けておくことは絶対に止めましょう!
カメムシが家に入ってしまった場合の「対策」
カメムシが家に入ってきてしまった場合、絶対にしてはいけないことは、直接手で触ったり、潰すことです。
手や、カメムシを潰した場所が、あの匂いで侵されるます!
絶対にやめましょう!
また、掃除機で吸い取ったり、直接カメムシに殺虫剤を噴射すると、掃除機の中や殺した場所の周囲にあの匂いが残ってしまいます。
一番良い方法としては、ティッシュを何枚も重ね、静かに近づいて、そっと捕まえることです。
非常事態と考えてティッシュはケチらないことをお勧めします。
殺したカメムシを捨てる際は、ビニール袋に入れてゴミ箱に捨てることもお忘れなく。
出来れば防臭袋など匂いを逃がさないものがBESTです。
「うんちが臭わない袋」と衝撃的なネーミングですが、まじで匂いません!
ちなみにうちは猫を飼っているので、猫のうんちも入れています。
あと夏の生ゴミも全く臭わない!
変な話、カメムシ・猫のウンチ・納豆の空パック・生ゴミ・ナンプラーをmixして入れても、袋をしっかり結んで閉じてしまえば、袋に鼻をつけて嗅いでも匂いません。これ管理人の体験談なので断言できます!(あ、カメムシとウンチは一緒に入れてませんがw)
サイズも色々あって、特に生ゴミが臭う夏は大活躍なのでめちゃくちゃおすすめです!(話が虫から大きくそれてごめんなさい😉)
カメムシを触ってしまった場合の「匂い対策」
カメムシの匂いは強烈なので、石鹸や洗剤で洗っても匂いが取れない場合があります。
この匂いに効果があるのはオレンジやみかんの皮に含まれる油の成分です。
手にオレンジの油分をしっかりとすり込ませ、さらに柑橘系の成分が入った食器洗剤で洗うことが一番良いと思います。
洗った後にアルコールを付けると万全でしょう。
衣服やカーテンなどの布類に付着した場合は、アルコールスプレーを吹きかけしばらく放置し、その後柑橘系の洗剤で洗うと良いでしょう。
まとめ
カメムシといっても生き物であり、こちらが危害を加えない限りはおとなしい昆虫です。
無駄な殺生をしないように、やはり「進入させない対策」をとることが望ましいと思います。
1年中見かける昆虫ではないので、発生時期はしっかり対策を施し、あの匂いには縁の無い生活をしたいですね。
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