暖かい時期になり、あちこちから生き物の気配がしてきました。
啓蟄(けいちつ)、という言葉もあるように、冬眠していた虫たちも、クマやキツネと同様に活動を始めます。
そうです、あの臭くて厄介な相手も、この時期起き出してくるのです。
引用:Wikipedia
カメムシはとにかく家に入れない!
空気の入れ換え等で窓を開けるご家庭も多いかと思いますが、カメムシを家に入れないためには、必ず網戸を閉めるなどして、侵入できる隙間を作らないことが大切です。
勝手口や玄関も、開けたらその都度閉めるようにします。
特に気を付けたいのは、窓や戸口以外からの侵入です。
特に洗濯物を外干しするご家庭では、取り込む際に入念にチェックすることをおすすめします。
カメムシは暖かい場所が好きなため、お日様に当たった後のタオルや衣服は絶好の潜伏ポイントです。
なので、まずはそもそも洗濯物にカメムシが付かないように、洗濯物専用の忌避剤等を使用して事前対策をしっかりしましょう!
洗濯物をベランダに干す場合は、ベランダにカメムシ用の殺虫剤を噴射しておくことでカメムシを寄せ付けない効果が期待できます。
初級編:天敵!もしもカメムシを見つけてしまったら…
それでも家の中に入り込んでしまった場合、とにかく臭いを出す前に屋外に逃がします。
最もシンプルかつ有効なのは、カメムシがくっついているものになるべく振動を与えず、静かに外まで持っていって振り払うことです。
直接触れず、かつカメムシの命を奪うこともなく、穏便に済ませることが出来ます。
ご存じの通り、カメムシは自身に迫った危険を察知して、あの強烈な臭いを放ちます。
臭いを出す前であれば、窓を開けて指で弾き飛ばすという手もありますが、一瞬でも触れたくないということなら、やはり振り払う方法が一番安全です。
ただし、別のものに飛び移るとか、いきなりこちらに向かって飛んでくるという最悪の可能性もありますので….注意が必要です。
上級編:確実に仕留める!もしもカメムシを見つけてしまったら…
カメムシは見付けたら絶対にしとめたい!
二度と家の中に入ってこられないようにしたい!
と考えているなら、少々危険をともないますが、確実な方法もあります。
有名なのはカメラのフィルムケースを使って閉じ込め、カメムシ自身の臭気で自滅させるというものですが、今日びフィルムケースが自宅にあるご家庭は少ないと思います。
そこで有効なのがガムテープです。
やり方ですが、まず10〜15cmほどに切ったガムテープの粘着部分を軽くカメムシに押し当てます。
この時、カメムシがくっついている衣服や小物には触れないように注意しないと、失敗してあの臭いをかぐことになります。
上手く貼り付いたら、即座に余った部分を折りたたんでカメムシをテープの中に閉じ込めます。
あとはくずかごに入れてお仕舞いです。
テープの粘着力でしっかり閉じ込めるので、ティッシュで包むのとは違い、隙間から自力で這い出されてくることもありません。
直接触れることもなく、非常にコンパクトかつスピーディーに撃退することが出来ます。
ちなみに臭いですが、一度包んでしまえば、臭いを出していたとしてもあまり気にはなりませんでした。
しかし念のため、すぐに捨てるなど長く手元に持っておくことは避けた方がよいでしょう。
1番のおすすめは、防臭袋など匂いを逃がさない袋に入れてゴミ箱に捨てる事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カメムシはゴキブリやムカデのように、不衛生だったり刺されて痛い思いをしたりすることはありませんが、やはり目にして気持ちのいいものではありません。
今回示した予防法と撃退法で、あの臭いから衣服やお部屋をぜひ守ってみて下さい。
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